33歳で5年半付き合った恋人に振られて頭がおかしくなった女。の、ブログ

33歳で5年半付き合った恋人に振られて頭がおかしくなった女のブログです。

60 ③たのしいきぶんにはならないはなし。

どうもどうもこんばんは。33女です。

 

 

 

たぶん長くなるので早速昨日からの続きです。

 

ねこさんについての楽しくない話なので読むのがしんどい人は(略)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急遽手術となるも無事乗り越えてくれたくろさん。

 

次の日病院でこれを摘出したよ、というモノを見せてもらい。(写真あるけどさすがにこれは載せられない…。)

 

また分かったことがあって、と先生。(イケメン)

 

まだ何かあんのかよ。と思いつつ、はい、とわたし。(フツマン)

 

 

 

ちょっとねこさんを横から見てるとこを想像してほしいのですが。あ、いぬさんでもいいよ。

 

 

まず口があって、食道があって、それが胃に繋がるよね。

ほんで食道っておおむね真っ直ぐだよね。途中で膨らんだりはしてないよね。

 

それがくろさん、食道が少し膨らんでいるというか、たわんでいる、というか。

 

病名的に言うと食道巨大症とか。確かそんなやつで。先生拡張なんちゃら、とか言ってた気がしないでもないけど。それはもう、どっちでもいいや。

 

 

家でごはん食べたあと吐いてなかった?と聞かれたのですが。ほんとに見たことなくて。仮に吐いてそれも食べちゃってた、とかにしても痕跡もなかったなあ。

 

 

要はその膨らんでる部分に食べたものが溜まっちゃって。胃にうまく送り込めないと。そのせいで栄養が足りなくなることもあるし、誤嚥を起こすこともある。

 

だから家に戻ってからは、ご飯を食べた後は縦に抱くようにして。食べ物が胃に落ちるようにしてあげて、と。

 

てことは日中ごはん置いといて、すきな時にお召し上がれ、とか出来ないわけ。

朝食べさせて抱いて落として。帰ってきてから夜ごはん食べさせて抱いて落として。

 

抱かせていただける口実が出来るとは…それなんてご褒美、とか思いつつ。分かりました、と返事をし。

 

くろさんの面会へ。

 

 

元々野良さんだったからね、ガリガリってほどではないけど。まあスリムだよね。ほんで手足長くてスタイルいいよね。って感じだったの。

 

 

それがさ。

 

あんたほとんど肉ないやないの!って感じになってて。

 

ていうのが、さっき見せてもらった摘出したもの。ソレがなくなったもんだから、お腹ペコンて引っ込んで。

確かに、結構ボリューミーだったもんな、さっきのヤツ…と思いながら点滴が繋がったくろさんを見ていました。

 

それから仕事終わりにお見舞いに行くようになって。

 

手術から二日後は、普通に見えて。

 

経過は順調、このままなら来週中頃には退院出来るかな、と先生。(イケメン)

 

そっかそっかがんばりやーとくろさんと話し。

 

 

次の日の面会はわたし一人。昨日よりちょっとしんどそうに見えるくろさん。

でも心配だった数値はよくなってるとのこと。

 

明日は二人で来るかんねーとくろさんに告げ帰宅。

 

 

 

次の日わたしは休みでね。元カノさんの仕事が終わってから一緒に見舞おう、ということになっていて。

 

わたし基本ぐうたらだからさ。元カノさんが帰って来たときに出れるようにしときゃ問題ないっしょ。まだ時間あるしごろごろしとくか、と。いつもならそうしてたと思うんだけど。

 

でももし、もしね。何かあったりして急に出なきゃ!てなったら困るから。準備、早めにしとくか。

っつってもね!来週中頃には退院見込みだし、大丈夫だけどね!何もないけど、一応ね!

 

と。珍しく早い時間から準備をしてて。

 

 

 

 

元カノさんの仕事、もう少しかかるかなあ、というぐらいの時間に電話が鳴って。ドキッとしながらスマホを見たら、やっぱり病院で。

 

 

 

 

くろさんの呼吸が止まりました、すぐ来れますか?と先生。

 

わかりましたすぐ行きます、と電話を切り。

 

 

 

人間の脳ってすごいからねえ。

そんな一分どころか30秒にも満たないやりとりの中で、フル回転で考えるんだよね。

 

病院に最短で着くためにこれから家を出る手順、確認することなんかがぶわーーっと処理されて。文字通り飛ぶように家を出て。

 

元カノさんに連絡したら、ちょうどこっちも出れるから直接病院に行く。お互い気を付けてね、とやり取りをし。それぞれで病院へ。

 

 

 

 

10分そこらの移動中はね、びっくりするぐらい頭の中がクリアで。

 

 

呼吸が止まったってなに?心臓は?くろさん死ぬん?来週退院予定やったのに?なんで?元カノさんが病院に着くまでもう少し時間がかかるけど、それまでに何かを決めなきゃいけない、ってなったら、わたしどうしたらいいん。

 

なんてことをね。決してあばばばば!というパニックテイストではなく。淡々と考えていました。

ただ周りの音があんまり聞こえなくて。自分の心臓の音がどっくどっく、と響いていたのは覚えています。よくそういう話聞くけどさ、ほんとなんだね。

 

 

 

 

 

病院に着いた時、当然元カノさんはまだで。

 

わたしだけ処置室に案内されて。くろさん台の上で心臓マッサージ受けててね。

ドラマとかであるでしょ?心臓の動きにあわせてピッピッて音がするやつ。あれが鳴ってるんだけど。くろさんから生気は感じられなくて。
だってそのピッピッ、先生がしてくれてる心マのリズムで鳴ってるわけだもん。

違う、先生。分かってるけど、分かってるけど。もうくろさん生きてない。

せめてわたしか元カノさん。どっちかが来るまでは。生きてるていを保たせてくれたんだよね。ほんとありがとう。でももう。死んでる。生きてない。

と思った瞬間、ぶわっと涙出て。


これも考えてたの。もしいまのこの状況になってたら、元カノさん来るまでマッサージを続けてもらうか、どうするか。

 

でも心臓を 動かされてる くろさんを見たら。それは選べなかった。


だから少しだけ、形だけでも生きているくろさんを見せてもらって。


もう、いいです。やめてあげてください。そう言うのが、精一杯で。

先生が手を止めた瞬間から、ピッピッが、ピーーーになって。

 

命がとまってしまったくろさんをなでて。連れて帰ります、と準備をお願いし。わたしは処置室の外へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、もう2400文字を超えたので今日はここまでにしておきます。

 

ほんとにね。こんな何も楽しくない話を見に来てきてくれる人がいて。ありがとう。

 

明日はその後というか。まただらだら書きますので。くろさん最終話ということでお楽しみいただければな、と思います。

 

 

 

 

 

 

ほいじゃあ、またね!