どうもどうもこんばんは。33女です。
今日は終日用事があったため、珍しくストック記事です。
最近思いがけずホラー(?)な内容が続いたので。ええいついでだ、ということでこちらのお話を。
ではタイトルの件。
以前から何度か書いているように。わたしは目に見えないものを信じていません。
でもね、そういったこと。ジャンルとして、って言ったら失礼かもしれないけど。すきなんです。いたらいいな、あったらいいな、と思うし。
今日はそんなわたしの経験したもう一つの話。心霊的な、という意味では、これがラストです。
あれはわたしが小学校低学年のころ。
おかあさんがね、ママさんバレーしてたんです。
でそういう集まりがあるのって、夜じゃないですか。みんな家の諸々が終わった後に集まるものだから。
子供もね、おかあさんにくっついて来るわけで。同じように集まった子供同士で遊ぶんだよね。
そんなん絶対楽しいよね。普段は出歩かない夜。まして学校だから。(バレー学校の体育館でやってた。)
何をして遊んでいたかも忘れましたが。
誰かが気付くわけです。
校舎の窓が開いてる、と。
いまほど色んなことがしっかりしていないから、うっかり施錠忘れ、なんてこともあったんでしょう。
たまたまその時学校にいた校長先生か、教頭先生だったか。分からないけど。先生に伝えるわけです。
したら、じゃあみんなで締めに行こう、と。
もうよりテンション上がるよね。夜の体育館ってだけでもわくわくするのに。校舎の中に入れるなんて。
でもやっぱ、こわい。
だからみんなで手を繋いでるんだけど。
わたしは端っこだったんです。
てことで誰もいない左手はポッケに、右手はお兄ちゃんに。繋いでもらおうかと思ったのですが。
わたしのお兄ちゃんツンデレなので。
一旦断るわけです。
みんなの手前恥ずかしい、ってのもあったんだろうけど。
でも何だかんだ行くぞ、ってなった時には。
ん。
と手を差し出してくれるわけです。
お前はカンタか。トトロのカンタか。
って話なんですけど。
そうして普通ならこわいであろう夜の校舎。みんなもいるし。お兄ちゃんは手を繋いでくれてるし。そうなるとやっぱり楽しさの方が勝っちゃって。
みんなでわーきゃー言いながら。でも何事もなく窓の開いてる教室に着いて。先生が施錠して。
ちょっとした冒険を終えて、外に出たわけです。
そっからまたいつもの遊びに戻ったのですが。
誰ともなし、また気付くわけです。
校庭の隅にあるトイレ。
その横に。
ぼんやり光る女性。
見た目としては、めちゃめちゃベタな幽霊。
死装束の様な白い服を着て、黒髪ロング。顔と足元はよく見えない。
その場にいたみんなが、ソレを見たんです。
うわああああーー!!!
逃げますそりゃ。おかあさんの元に駆け出します。子供だもん。
そしてみんな、おかあさんに思い思いに伝えます。
おかあさんたちはもちろん、そんな話信じません。何かと見間違えたんでしょー、って。
わたしが卒業して数年後。
校舎建て替えの際、その場所から人骨が…
なーんてオチはありませんが。
2,3人ではない人数。その大多数が目撃したアレは、一体何だったのか。
影響を受けやすい子供ならではの、集団的な何かだったのか。
もしくは、
あの場所には、ほんとうに何かが埋まって…
ほいじゃあ…またね…。
↓よかったら…ぽちりん…こ…↓